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判決、ふたつの希望

洋画 2019.03.26 レバノン発!ささいな口喧嘩が国を揺るがす事態に【判決、ふたつの希望】

アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた社会派エンターテイメント

中東の遠い異国で生まれた私たちと地続きの物語

きっかけは水漏れだった。レバノンの首都・ベイルート。アパートを工事しに来た現場監督のヤーセルは、その妨げになる水漏れの修理を行っていた。だが、取り付けた配水管を住人のトニーに乱暴に破壊され、思わず「クズ野郎」と吐き捨ててしまう。憤慨したトニーは謝罪を要求。ヤーセルは彼のもとに出向くが、今度はトニーから民族的にけして聞き逃すことのできない暴言を吐かれ、彼の肋骨を折る重傷を負わせてしまう…。
この作品の鍵は、ヤーセルがイスラム教徒のパレスチナ人難民で、トニーがキリスト教徒のレバノン人であること。同じ国で暮らしながらも互いに横たわる根強い反感感情が、ご近所トラブル的ささいな口喧嘩を、国を二分する裁判沙汰へと発展させてしまう。一瞬、遠い異国の社会派映画と身構えそうになるが、ごく身近な題材が入口なためか、すんなりと作品に入ることができるはず。レバノン映画史上初のアカデミー賞外国語映画賞ノミネートも果たし、人間ドラマ、法廷劇としても見応え十分だ。
監督は、タランティーノの撮影助手経験を持つレバノン人のジアド・ドゥエイリ。自身の実体験から生まれたという本作は、世界中で今も巻き起こる大小問わない紛争解決への”希望“をもたらす。

判決、ふたつの希望
判決、ふたつの希望

©2017 TESSALIT PRODUCTIONS-ROUGE INTERNATIONAL-EZEKIEL FILMS-SCOPE PICTURES-DOURI FILMS PHOTO ©TESSALIT PRODUCTIONS-ROUGE INTERNATIONAL

©2016 DON'T LOOK UP SINGAPORE, PTE. LTD

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©NOE PRODUCTIONS - FABRICA - MAN'S FILMS - JUDY COUNIHAN FILMS - STUDIO MAJ/CASABLANCA – 2001

TEXT:U-NEXT

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