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カメラを止めるな!

編集部 2019.02.25 『カメラを止めるな!』の人気の秘密は…やっぱり観ないと分からない?

『カメラを止めるな!』は、映画専門学校のワークショップで製作され、しかも予算はたったの300万円という異色の作品。しかし、6月に映画が公開されてから、口コミで徐々に評判が伝わり、ついには日本全国で大ヒット! その人気はいまだ衰えず、「2回以上観た!」という強者もいるようです。 今回は、2019年になってからもなお快進撃を続ける話題の映画『カメラを止めるな!』の見どころを、たっぷりご紹介します(しかし、やはり観ないと分からないかも……)。

『カメラを止めるな!』の人気が止まらない!

『カメラを止めるな!』の人気が止まらない!

2018年6月に劇場公開されて以来、実に200万人以上を魅了してきた“カメ止め”。第42回日本アカデミー賞では新人監督の長編デビュー作8部門での受賞という快挙を果たし、その勢いはまさに止まるところを知りません! 本作はどうしてこんなにも人々の心を掴んでいるのでしょうか? 鑑賞済みの“カメ止め”ファンからの評価は…?

「チープなB級ゾンビ映画」に隠されたどんでん返しがたまらない!

本作を「ゾンビに追いかけられる超B級ホラー」として観に行った人ほど、“カメ止め”にどハマりしている模様。それは“カメ止め”が決してただの「ワンカットのゾンビ映画」では終わらないからです。その巧みな脚本に「してやられた!」という鑑賞者が続出!

作中に散りばめられた映画愛がたまらない!

本作には、往年の名作映画や「映画作り」に対しての途方もない愛が散りばめられています。それは小道具だったり、劇中「ダサかっこいい」と評されるカメラワークだったり…。映画好きなら「あるある!」とつい手を叩きたくなる豊富なネタも、鑑賞者の琴線をかき鳴らす理由のひとつでしょう。

「不器用な人々」の頑張りがたまらない!

登場するキャストはそろって無名で、クセの強い人物ばかり。さらに、彼らには共通点があります。それは「あまりにも不器用」だということ(実際、上田慎一郎監督はオーディションの際「不器用な人」を選考基準のひとつにしたとか)。
「不器用な人々が頑張る姿に勇気をもらえた!」という声が多いのも、“カメ止め”の特徴のひとつです。

「ネタバレ厳禁!」の理由は?

「ネタバレ厳禁!」の理由は?

ゾンビ映画を製作するため、山奥の廃墟を訪れた撮影班。長時間の撮影を余儀なくされる中、一行は突然ゾンビに襲われます。逃げるヒロイン、喜々としてカメラを手にする監督。地獄と化した撮影現場で、果たして生き延びられるのでしょうか?

このあらすじだけ読むと、いかにもありがちなB級ゾンビものです。ところが問題は映画の37分以降。物語はがらりと変貌し、新たな姿を見せつけてきます。つまり、「二段構え」のストーリーになっているのです。これが“カメ止め”ファンが「ネタバレ厳禁!」とこぞって口をつぐむ本作の一番面白いところ。映画の構造の妙、それが“カメ止め”の神髄と言えるでしょう。

「この映画の一体何が面白いの?」と疑ったまま観てほしい

「この映画の一体何が面白いの?」と疑ったまま観てほしい

あまりに絶賛されまくっているため、「一体何が面白いの?」「どんでん返しがあるんだろう、私はダマされないぞ!」と構えながら鑑賞する人もいるでしょう。何を隠そう筆者もその一人でした。今言えるのはただひとつ、是非ともその疑いを持ったまま鑑賞してほしいということ。疑えば疑うだけ、構えれば構えるだけ、いつの間にか本作の虜になっている自分に気づくのです。

特に、最初の37分間ワンカットで繰り広げられるゾンビパニックが肝。あまりのチープさに、もしかしたら視聴を止めてしまいたくなるかもしれません。しかし、それこそ監督の思うつぼです。異様なまでの陳腐な展開、なんとなく違和感を覚える台詞の応酬、奇妙すぎるカット、全てが後々のための伏線となっています。伏線が見事に回収された時、「あ、こういうことだったのか!」というアハ体験ができるのではないでしょうか。

“カメ止め”はゾンビ映画の皮を被った癒しの園

“カメ止め”はゾンビ映画の皮を被った癒しの園

“カメ止め“が「2回観ると面白い」と言われる理由。それは、やはり本作の仕掛けを知ることで、まったく別の視点から冒頭の37分を楽しめるからでしょう。「そうそう、ここはこうなってるんだよね」と悦に入ることができるのは、「2度目」の特権です。

しかし、“カメ止め“沼にずぶずぶハマってしまう原因は、それだけではありません。ずばり、本作を観るとたまらなく癒やされるのです!トラブルに見舞われながら必死で映画作りに向き合う人々、そして迎えるラスト…。笑って泣いてスッキリ爽快、「私も頑張ろう」と思えるビタミン剤のような作品。それが”カメ止め“ではないでしょうか。

まとめ

ただのゾンビ映画だと思って観ると、まったく別の意味でハラハラドキドキワクワクさせられる本作。さまざまな映画を観て目の肥えている映画好きも映画初心者も、良い意味で期待を裏切られるに違いありません。鑑賞後「友達に語りたくてたまらないけど、ネタバレは絶対したくない!」というムズムズ感を是非味わってください。

©ENBUゼミナール

TEXT:Movie Style編集部
PHOTO:U-NEXT

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